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歯並び矯正の治療期間はどのくらい?

矯正にかかる時間
皆さん、これが1番気にされることと思いますが、矯正の治療期間は、その方の歯並び状況、年齢、治療法によってもかなり異なるので、一概に『これくらいかかります』とは言えません。
ですので、これはあくまで大まかな目安ですが、初期治療(第1段階)の場合は矯正器具を装着してから、月1回の調整来院で、1年半~2年位、本格治療(第2段階)の場合は1年半~2年位。そのあと、キレイになった歯並びが戻らないように取り外し可能な保定装置(リテーナー)と呼ばれる歯に装着する器具を3か月に1度程度来院していただきながら2年くらい到着します。
ただし、これはあくまで目安ですので、これ以上時間がかかる人も、これより短期間で治療が完了する方もいらっしゃいます。
治療期間が長い理由
歯列矯正は、ゆっくり少しずつ骨の中の歯を動かしていくので、負荷を必要以上に与え、早く治療することができません。歯が動いてそれに骨が慣れるまでに1ヶ月くらいはかかるので月1回の来院にて治療を行うのです。
逆に焦って治療のスピードをアップさせてしまうと、歯や顎に負荷かがかかりすぎ、歯ぐき、骨、歯に深刻なダメージを与えることとなってしまい、さらには治療後の後戻りの要因ともなります。

よって、治療にはどうしても年単位の期間が必要となります。
しかし、治療は大変だとしても、その後の数十年続く生活を、キレイな歯並び、素敵な笑顔で過ごせます。
キレイで虫歯のない歯並びはあなたの一生の宝物となることでしょう。
大人の治療を開始する時期について ~成人したあとでも矯正できるのでしょうか?~
年齢がネックとなってなかなか矯正治療を受けることを決断しきれい方もたくさんいらっしゃいますが、たとえ60歳以上であっても口腔内の歯と骨が健康的な状態であれば治療可能なのです。逆に20歳以下だとしても、それらの状態が非常に悪い場合には治療が困難な場合があります。
歯列の矯正は基本的には歯と骨があれば、年齢は関係なく治療を開始できます。
とはいえ、早い段階で治療を始めたほうが歯が動きやすいなどの効果を得ることができます。
お子さんの治療を開始する時期について~何歳から治療を始めればよいのでしょうか?~

小児矯正は、初期治療(骨格矯正)と最終的なかみ合わせを作る本格治療(歯列矯正)の2段階の治療が一般的です。 初期治療というのは、5~12歳ごろまでの乳歯と永久歯の混じった時期が中心の矯正治療で、本格治療(大人の矯正)は、乳歯が抜けた終わった10歳ごろ~成人までの時期の治療のことを指します。 カウンセリングや検査の結果、すぐに治療を始められる方もいれば、症状や年齢などによっては少し時間をおかなければならない方もいます。また、早い時期に治療開始すれば簡単な治療で済む方もいれば、大人になってか らの治療だけでも問題のない方もいます。
よって、できれば、乳歯が生えそろう頃に一度ご相談することが望ましいといえます。
また、3歳児健診などでかみ合わせの問題が発覚したお子さんの中 で、上の歯が下の歯の内側に入っている、受け口(反対咬合)と呼ばれる症状のお子様に限り早期初期治療として3歳頃から治療を開始することが好ましい場合もあります。



初期治療(骨格矯正)とは、歯並びをキレイにするというより、成長が活発な時期にあごの大きさを調整したり、上下のバランスのあごのズレを整えたり、正常なあごの発育にさせるための治療となります。これは成長期のお子さんだからこそできる治療です。 例えば、あごを8人掛けのイ ス、歯を座る人だと考えてください。
当然、8人掛けのイスに8人は座れますが10人は座ることはできませんので、大きく充分なスペースのあるイスを用意する必要があります。こういった場合に成長期であればお子さん自身の発育を利用して8人掛けのイスを10人座れるように伸ばすことができます。(あごを歯に合わせ大きくしていく)
子供の段階から治療を開始することによって、永久歯が生えることのできるスペースを確保しやすく、なるべく抜歯しないようにできます。また、出っ歯や受け口といった、あごのバランスが悪い場合にもやはり早い段階での治療に踏み切ることが大切です。
逆にいえば、あごのズレを放っておくと将来的に歯列矯正のみでは治療困難で手術などを併用した矯正治療が必要になるケースもありますので将来のキレイな歯並び、正しいかみ合わせを作るためには早期から成長を見守ることが大切です。
矯正装置の様々な種類

患者さんのライフスタイルに合わせ、矯正器具が目立たない透明タイプ、歯色に合わせた白色タイプ、表からは見えない歯の裏側に装置をつける舌側タイプなど、その方法も種類の多種多様で す。
当院では矯正器具がついている間、少しでも快適に過ごしていただくために子供、大人を問わず目立つ装置(金属の矯正装置)は使用しておりません。また、ご希望により白いワイヤーでの治療も行っております。



マルチブラケット[金属]
金属製の矯正器具。もっともオーソドックスなタイプで材質が金属なので耐久性はバツグンですが、どうしても目立ってしまいます。 治療期間は下記セラミックブラケットと変わらない。

マルチブラケット[プラスティック・セラミック]
矯正器具がプラスティックやセラミック(陶器)でできていて、半透明や白色のためほとんど目立た。昔に比べ装置自体の材質が向上したため、耐久性が増し、壊れにくくなりました。。金属製ブラケットと同様に歯に接着して真ん中の溝にワイヤーを通すタイプです。希望により目立たないワイヤー(ホワイトワイヤー)も使用することができます。(無料)治療期間も金属製のブラケットと変わりません。



舌側矯正装置[金属]
矯正装置は金属製ですが、歯の裏側に接着するために装置は表から見えません。矯正をしたいけれど、装置を付けていることを他人に見られたくない、職業柄表側の矯正ができないなどという人には舌側矯正がおすすめです。しかし、装置が歯の裏側にあるので発音・歯磨きもしづらくなったり、慣れるのに少し時間がかかる、表側の矯正器具に比べ、費用・治療期間も多めにかかるというデメリットもあります。



クリアライナー・インビザライン[プラスティック製]
ワイヤーを使わない自分で取り外し可能な透明のマウスピース状矯正装置です。歯に直接接着しないため異物感や喋りにいなどのデメリットはあまりなく、金属アレルギーの心配もありません。
また、歯磨きの時は取り外せるので、通常の矯正治療時特有の「歯磨きが大変」というデメリットのもありません。しかし、適応症例がかなり限定されるため、乳歯が残っている症例や、歯を大きく動かす必要のある症例(歯を抜く必要のある症例)には使えないとうデメリットがあります。



歯並びがきれいになって、矯正装置が外れたあとに使う装置。この装置の役目は歯並びが後戻りすることを防ぐことにあり、一見、きれいになった歯並びも放っておくとすぐに後戻り(元に戻る)してしまうからです。それを防止するためにしばらくはこの装置を使います。
通院間隔は2~3ヵ月に1度で、歯磨きと食事の時以外に使います。徐々に歯並びが固定してきたら夜だけ使う、2日に1回使う、1週間に1回使うなどと徐々に使 う時間を少なくしながら最終的には外します。